まっとうに取り組む
私主導で、1月にいろいろと(現場)見学会が立ち上がってきました。
今後、私がどのような研究者になるかわかりませんが、
どのような形にせよ、工学である以上、
やはり現場を意識した研究者になりたいなと思います。
自ら足を運んで、人や物と相対し、感じ、考え、行動する。
あらゆる事象に対して全うに取り組むことで、
おのずと私が目指すべき研究者像に近づけるのだと思います。
昨晩、プロフェッショナル(NHK)で建設コンサルタント阿部さんの話を見ました。
正直これまで阿部さんを存じ上げなかったのですが、スポットの当たりにくかった安全管理という分野を、国際的に開拓されているパイオニア的存在の方と認識しました。
これまでご自身が経験されてきた「女性だから」という種々の差別を糧に得た
持ち前の負けん気の強さで、様々な困難に立ち向かっていく姿に感銘を受けました。
ただ単に、反発するのでなく、現状をよく分析して、自分が生きるべき道を探し求めている姿が素晴らしいなと思いました。
番組の受け売りになりますが、私も土木技術者の端くれとして、連綿と続く土木技術の進化を止めぬよう、自分のできることで一歩でも前進させられるようにという心構えで、日々研究、教育活動にいそしみたいなと思いました。