手段の目的化
昨日は、修論審査会でした。
朝9時から夕方5時まで、若干の休憩があるだけで、ほぼぶっ通しでした。
教員も大変ですが、学生はもっと大変な2年間を過ごしてきました。
誠意をもって聞き、審査するよう努めたつもりです。
指導をしているM1の学生さんを、来年この場で、
しっかり発表させられるよう指導しようと思いました。
夕方からはISLのミーティング。
定期試験終了直後ということもあり、学生の集まりは決して良かったわけではありませんでした。
とはいえ参加してくれた学生さんたちは、必死に己のアイデアをだし、今後のプランを練ってくれました。
最近恒例となった良心亭での懇親会もフル参加して、結局帰宅が12時。
さすがに疲れました。
最近、研究とISLを両立させて記述することが多くなりました。
なぜなら、どちらも本質は同じと思っているからです。
やっぱり学生と相対していると、どんどん手段を目的化して満足していってしまうなぁと感じます。
私も偉そうなこと言えませんが、そう思います。
そういう学生たちを正しい方向に導き、やる気にさせる。
私にとって、どちらも実践の場です。そしてやりたいことです。
ニーズから目標を掲げ、問題解決のための本質を見極め、手段を選ばす実行する。
一人の力は限られている。構成員の長所を生かし協力する事、コミュニケーションを取ることの重要性を理解してもらう。
こういうことを教えるには研究室ぐらいの規模や、今のISLぐらいの規模がちょうどいい。
来週は卒論審査会。いよいよ、大学の年度末も大詰めです。