研究2017
4月1日、ついにコンクリート研究室の前川先生が着任されました。
年末頃に、この話を聞いた時は、本当にビックリしました。
前川先生とは、まだ懇親の場でしかお話しできていませんが、
それでも一つ一つの話題の端々に感じる、深みや引き出しの多さに、
感動したり、すごさを実感してきています。
最初に前川先生をすごい人だとはっきり認識したのは、オランダ留学中でした。
修士の講義を聴講しているときに、唯一、日本人で名前が講義で出てきたのが前川先生でした。
博士課程の研究では、前川先生のモデルを活用させていただき、議論もさせていただきました。
世界トップレベルの研究者がこれだけ身近にいるというのは、
学生はもちろん私にとっても、またとないチャンスです。
研究や研究室生活を通して、いろいろなことを学び、吸収していきたいと思います。
今年度の研究は、4月3日(月)の企業との打ち合わせからスタートしました。
おそらく、誰よりも早く研究ディスカッションをスタートさせました(笑)。
昨年の成果を受けて、今年度から本格的に共同研究がスタートします。
今年度から始まる床版委員会(鋼構造委員会)では幹事を務めることにもなったので、
もっと外と連携を深め、私の一つの軸となるテーマに育てていければと思います。
今後は、指導する学生の数も増えてくることが予想されます。
今年度は、いろいろと新しい研究領域を開拓すべくチャレンジしていこうと思っています。
委員会の関係もあるので、温度応力とひび割れに関する研究をぜひ始めていきたいなと思っています。
また、前川先生もいるので、前川先生の領域にオーバーラップするような研究テーマもあえて設定することで、いろいろとコラボレーションしていきたいとも思っています。
他の研究分野とのコラボ研究も始まりそうです。
今日は構造研、交通研、コンクリート研の教員(私)と某企業との間で打ち合わせがありました。
私が指導する学生が何かをすることはなさそうですが、
分野横断型の研究を一緒に進める過程で、いろいろと学べればと思っています。
本日の新四年生の歓迎会、週末の部屋移動ののち、
少しずつ、本年度の研究室活動が再開していくことと思います。