Take it easy 第四章 ~研究・教育人生:序論~

憧れだった大学教員として歩み始めました。研究者・教育者として、己の在り方を日々模索しながら、向上心をもって過ごそうと思います。

インターナショナルウィーク2017総括

本年度のインターナショナルウィークが終わりました。

企画から考えると、当日まで約半年かかりました。

本当に多くの教職員の方たちに助けていただきました。感謝感謝です。

 

最後の数日は、さすがに私も疲れましたが、

とにかく、今できる最善のことをやり切ったという自負はあります。

 

 

インターナショナルウィークの趣旨は、

「在学中に留学しようとあまり考えていない人にも、自分の留学について考えてもらう。(ボトムアップ)」

「留学を考えている人には、より充実した留学にしてもらう。」

です。

留学をテーマにここがいろいろ考える、きっかけとなる1週間になればと思って実施しています。

 

今年はとにかく「お祭りっぽくやりたい」と考え、

広報にもかなり時間と労力を割きました(←昨年の反省でした)。

特に前者(ボトムアップ)を狙ってのことでした。

 

このような取り組みをしているので、「留学する学生数を増やしたい」と考えていると

思われるかもしれませんが、決してそのように短絡的には考えていないつもりです。

もちろん、留学を実現してくれる学生さんの数が増えたら嬉しいですが、

留学というキーワードで、自分自身を見つめなおす、

そんなきっかけになればいいなというのが正直なところです。

 

 

さて、アンケート結果が、いろいろと出そろってきましたが、

正直、私が思い描いていたような結果になっていません。

参加してくれた学生の満足度は非常に高いようですが、

広報をがんばったにもかかわらず、ボトムアップになったというような傾向は、

あまりみられませんでした。

 

分析して考えていくと、いろいろな原因があるように思います。

・1週間ずっと開催するということに無理がある(学生はそんなに暇じゃない)

・参加することで、どのようなメリット(魅力)があるか伝わりにくい広報だった

・各企画と、参加してほしい学生の関係性がわかりにくかった。

などなど。関係者の方とよく議論しようと思います。

 

およそ半年をかけ、企画立案、準備、運営とやってきました。

何か目標を立て、それに向かって準備して、目標を達成する。

研究にしろ、世の中一般の仕事にしろ共通して必要な力です。

やはり、まだまだ私は随所で、力が不足しているように感じます。

 

やっぱりやるからには「やれそうなテーマ」ではなく、むずかしくても「やるべきテーマ」を掲げ、実施すべきかと思います。研究も同じ。

もし、来年もお声がかかれば、今年の反省を生かして、さらによいイベントにしていきたいと思います