新年度の教育方針の表明
4年生6名の配属が決まり、今年度がスタートしました。
教職員・学生合わせて32名という、私の知りうる限り過去最多人数です。
内ドクター6名、留学生10名というのも過去例を見ない規模だと思います。
前川先生も今年度から横浜国大に完全移籍となりました。
これだけ陣容が強力化しているわけですから、「私がやるべきこと」「学生(ドクターの学生等)に任せた方がよいこと」を区別し、
組織が中長期的に成長するよう意識して行動したいと思います。
(歓迎会でも話をしましたが、「一つ上の立場での行動」するってことですね)
話は変わって、大学入学から14年目にして、キャンパス内の森に初めて入りました。
横浜とは思えない自然の生き生きとした光景に、思わずシャッターを切ってしましました。
(実は、これが本来の横浜の自然な姿なのだそうです)
(学部1年生のキャンパスツアーにて撮影)
年々、学生と私の年齢が離れるにつれて、研究の議論が一方的になる機会が増えてきていることが、少し気になっていました。
工学部キャンパスのシンボルである「名教自然」の碑で謳われていることとも通じるところがありますが、
学生のポテンシャルを引き出し、人生の強い幹を築くきっかけとなるような、自覚、自由啓発の精神を持った人を育てる教育を、今一度行っていきたいと思いました。
<以下、備忘録>
教員として5年目に入り、また少しずつ自分自身の成長が感じられる場面が出てきました。
・科研採択
念願だった、科研によーやく通りました。
時間がかかってしまいましたが、自分が立ち上げた研究テーマが、ある一定の評価を受けたという証かと思います。
研究が下手な人間ですので、ゆっくりでも着実に、成長し前進していけるよう、粘り強く続けたいと思います。
・地元自治体の指針作りのアドバイザー
これも念願だった、私が主担当で自治体との連携が始まります。
しかも、普段からお世話になっている大学のお膝元の自治体です。
あるコンクリート構造物群の補修補強の指針作りのお手伝いです。