Take it easy 第四章 ~研究・教育人生:序論~

憧れだった大学教員として歩み始めました。研究者・教育者として、己の在り方を日々模索しながら、向上心をもって過ごそうと思います。

あれから5年

博士号の学位取得が、ちょうど5年前の今日でした。

facebookのリマインドで気づきました)

クリスマスイブに学位授与式があったんですね。

 

 

 

博士号を取得してから5年間、研究を振り返ってみると、

序盤の2年くらいは非常に悩み苦しんだ期間だったように思います。

結果的に、指導学生にも非常に迷惑をかけてしまいました。

上司からも叱咤され、研究者としてやっていけるという自信がまったく持てない時期でもありました。

 

 

 

中盤頃(3年目くらい)から、少しずつまともな指導ができ始めてきたように感じます。

きっかけは「小さな成功体験」の積み重ねだったように記憶しています。

(意図的にというよりは偶然もあったように思います)

研究の立ち上げ気であったこと、私の力不足であったことなどで、学生といっしょに試行錯誤していた感覚です。

その分、学生は鍛えられ、ぐっと成長してくれたという感覚です。

 

 

 

終盤(最近)の研究では、自分が思い描くように研究が進められるようになってきました。

また、「私と学生の研究」ではなく、「学内外の研究者と連携した実構造物を対象とした研究」ができるようになってきました。

その分、学生への指導(教育)に対して、自分の中で少し不満が残るようになってきました。

 

 

卒論・修論は指数関数的に達成度が増していくという話をしますが、

私の5年間も、これもやはり指数関数的だったように思います。

 

 

 

というように、がむしゃらに走ってきた、あっという間の5年間でした。

 

 

今後への課題も思うところはあるのですが、それはまた別の機会に。