Take it easy 第四章 ~研究・教育人生:序論~

憧れだった大学教員として歩み始めました。研究者・教育者として、己の在り方を日々模索しながら、向上心をもって過ごそうと思います。

WinWin関係の構築

研究教員たる者、研究がメインである。

とはいえ、私も教育活動も充実させたものにしたいという気持ちも強い。

自分なりのアイデアで、全体をマネジメントして、組織が一歩でもよい方向に向かえばよいと思っている。

 

今年度前期は、2つのイベントを立ち上げることにした。

・学生主体の勉強会

・最大圧縮強度コンテスト

 

この2つのことを同時にやることには複数の意味を持たせている。

・コンクリート工学の基礎的知識(教科書レベルは脱却)の習得

・理論と実践の両立。知識を体得する。

・学生間で研究のディスカッションの雰囲気を活性化させる。

・実験棟内の道具・材料置場の確認、機器の使い方、安全管理上の注意点を学ぶ

・専門文献を読む習慣をつける。研究的な理論思考法を学ぶ。

・先輩が後輩を指導する(面倒を見る)雰囲気を構築する。

・研究ノートの作成法を議論する。

 

 

たぶん、あげればもっと出てくるとは思う。これまで、先生お膳立てして行ってきた勉強会をM2中心に毎年開催することで、

学生間で非常に良い効果が生まれると期待している。

実際、試験的に一昨年私が企画した勉強会&練り混ぜコンテストは予想以上に良い評価を学生からいただけていたようで、うれしかった。

 

私にできることはやり、私でなくてもできることは、最大目的を共存させて実行に移す。

失敗を恐れずに、これからも続けていきたい。