Take it easy 第四章 ~研究・教育人生:序論~

憧れだった大学教員として歩み始めました。研究者・教育者として、己の在り方を日々模索しながら、向上心をもって過ごそうと思います。

失敗事例から学ぶ

日本人は、失敗を恐れる人が多い。でも、失敗は成功の最善の近道だとやっぱり思う。

「大事なのは、失敗をしっかり分析すること」。頭では分かっていますが、なかなか行動に移すのは難しい。

おそらく成功の秘訣は「今どうありたいかではなく将来どうありたいか」を見据えることなんだと思います。

 

最近よく思うのが、授業やゼミでの一コマ。

質問をしても、日本人はなかなか手を挙げて発言できない。

互いが互いをけん制して、空気を読んでいる。一方外国人(留学生)などは、

我こそはと発言する。

 

文化の違いや、環境の違いなど種々の影響があり、どっちが良いともいえないのですが、

仕事がら、"失敗と思うこと"(本人が勝手に失敗と決めつけているケースも多い)に成功のヒントは多く、やっぱり失敗を恐れずチャレンジしたほうがいいなと思う。

日本は結果を早く求める傾向が強いように思います。

 

偉そうなことを言いつつ、私もご多分に漏れず日本人でして、発言の場などでは、やはり空気を読むことは多い。いつも、私は心の中で「日本人呪縛が始まった」と思っている。

外国人だけのコミュニティーとかだと、案外そうでもないので、そこは面白い。

 

それとは別に、何かプロジェクトを成し遂げようとするとき、

性格上、考えるスピードよりも、行動に移してしまうスピードの方が速いことが多いため、

勝手に自分で納得していて、後でミスに気が付くケースが多い。

 

少し凹むこともあるが、そこは大勢を考えて、反省すべきところは反省して行動に移せばいいのだと思う。

 

畑村さんの本(失敗学のすすめ)を読んでみようと思った。