失敗事例から学ぶ
日本人は、失敗を恐れる人が多い。でも、失敗は成功の最善の近道だとやっぱり思う。
「大事なのは、失敗をしっかり分析すること」。頭では分かっていますが、なかなか行動に移すのは難しい。
おそらく成功の秘訣は「今どうありたいかではなく将来どうありたいか」を見据えることなんだと思います。
最近よく思うのが、授業やゼミでの一コマ。
質問をしても、日本人はなかなか手を挙げて発言できない。
互いが互いをけん制して、空気を読んでいる。一方外国人(留学生)などは、
我こそはと発言する。
文化の違いや、環境の違いなど種々の影響があり、どっちが良いともいえないのですが、
仕事がら、"失敗と思うこと"(本人が勝手に失敗と決めつけているケースも多い)に成功のヒントは多く、やっぱり失敗を恐れずチャレンジしたほうがいいなと思う。
日本は結果を早く求める傾向が強いように思います。
偉そうなことを言いつつ、私もご多分に漏れず日本人でして、発言の場などでは、やはり空気を読むことは多い。いつも、私は心の中で「日本人呪縛が始まった」と思っている。
外国人だけのコミュニティーとかだと、案外そうでもないので、そこは面白い。
それとは別に、何かプロジェクトを成し遂げようとするとき、
性格上、考えるスピードよりも、行動に移してしまうスピードの方が速いことが多いため、
勝手に自分で納得していて、後でミスに気が付くケースが多い。
少し凹むこともあるが、そこは大勢を考えて、反省すべきところは反省して行動に移せばいいのだと思う。
畑村さんの本(失敗学のすすめ)を読んでみようと思った。