Take it easy 第四章 ~研究・教育人生:序論~

憧れだった大学教員として歩み始めました。研究者・教育者として、己の在り方を日々模索しながら、向上心をもって過ごそうと思います。

ACF(Asia Concrete Federation)

初めてACF(Asia Concrete Federation)の国際会議に参加してきました。

今回の場所は、中国福州市でした。

 

福州市は多くの川が流れ込む、橋が非常に都市でした。

高層マンションの建設が進んでおり、中国の勢いを感じました。

良いか悪いかは人それぞれ意見が違うかと思いますが、

多くの日本人に今の中国の現状(人もインフラも)を見てみらいたいと改めて強く感じました。

 

 

日曜日に、市内観光をしていたところ、

わざと(?)ツタをからめたコンクリート橋を発見しました。

これって、コンクリートにとってどうなの??

 

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今回は、学生の発表が3件(内2件は連名)でした。私は1セッションの座長をしました。

 

同じセッションで座長をした方(モンゴル人助成助成)が、前川先生の指導学生ということで、非常に盛り上がりました。

世界中のいろいろな場所で活躍されているんだなぁと実感。

 

会議中、いくつか基調講演がありました。

正直すごいと思うような講演は少なかったです。

YNUに来ている留学生も同様なことを感じているようでした。

 

私は何も成し遂げていないので、偉そうなことを言える立場ではありませんが、

総じて、日本のコンクリートの研究は諸外国よりも進んでいるように思います。

ただ、それを適切情報発信できていないことが問題のように感じます。

 

私自身、海外の研究者と対等に交流していきたいという思いは強いので、

自身の将来的な課題の一つにしたいと思います。

 

 

オランダ(デルフト)留学時代の仲間(アジア人)も数人いて、プチ同窓会のようでした。

タイ人のルームメートはタイの大手セメント会社で研究者として働いていることが分かりました。

また、当時の指導教員(オランダ人)はRILEM(国際材料構造試験研究機関・専門家連合)の名誉会長として、今回の国際会議によばれていました。

  

来年に国際会議で横浜に来ることが分かったので、その前後にYNUでワークショップを開催することにしました。今からすごく楽しみです。

 

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バンクエットで、YNUの学生たち、私、留学時代の指導教員で写真を撮りました。

10年の時の流れを感じました。(ただ。。。私が一番小さい。。。)

 

10年前、こんな写真が撮れる日が来るとは思っていませんでした。

 

(自分自身や周囲の)制約条件に文句を言うのではなく、周りに助けてもらいながら、向かいたい方向に向かって歩みを止めないことが大切なのだと思います。

その繰り返しで、きっと己の理想像にたどり着けるのだろうと思います。

今までもそうだったように、これからも。