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Take it easy 第四章 ~研究・教育人生:序論~

憧れだった大学教員として歩み始めました。研究者・教育者として、己の在り方を日々模索しながら、向上心をもって過ごそうと思います。

情報発信

「やったことをちゃんと情報発信する」ことも非常に大事だなと思う今日この頃。

滞っていた私のHPの更新をしました。

 

小松怜史の紹介

 

本年度のミッションステートメントも更新。これで気持ちも新たに、新学期頑張れそうです。

http://www.cvg.ynu.ac.jp/G5/komatsu/philosophies/philosophies.html

 

また、私事ですが、土木学会のイベントで初めてパネリストとして登壇することになりました。

(学会誌の6月号に寄稿した記事も掲載される予定です)

 

当日は、ライブ映像による中継も予定されいている?とか。。。

 

WG1の幹事に指名していただいたり、最後にはパネリストに指名していただいたり、

大変貴重なチャンスを与えていただきました。

 

己の力量不足に悩むこともありましたが、大変勉強になったTFでした。

 

http://committees.jsce.or.jp/innovation/system/files/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0%E6%A1%88%E5%86%85.pdf

 

議論が盛り上がるよう、がんばります!

 

居室移動

前川先生の着任にあたり、研究室内でメンバーの部屋移動が実施されています。

私や上司の先生方(前川先生、細田先生)は、研究室一番の大部屋(310室)に移動することになりました。

これまで、310室は学生部屋として使われていました。

秘書、一部の学生も同居し、ミーティング机も配置される予定です。

最初に、この話を聞いた時には非常に驚きましたが、今はとてもワクワクしています。

 

これまで、いわゆる「大学教員の居室」というと、個室で本に囲まれて、パソコンに向かって・・・という勝手なイメージがありました。

でも、「本当に良い研究・教育をするための居室割とは?」と真剣に考えてみると、

我々にとっては、決して教員が独立していることが良いようには思えません。

 

いろいろと人が交流し、情報が飛び交う環境の中で、様々な議論が展開される、そんな空間をつくる必要があるように思います。

そういう観点からすれば、非常に理にかなった配置と言えるかと思います。

 

昨日、床の清掃業者が入るため、310室からすべての物を撤去しました。

あちこち、ひび割れだらけで、壁もかなり黒ずんでいます。

10年近く、この部屋を見てきているのに、ほとんど気づきませんでした。

見方を変えれば、ひび割れや、汚れは40年の歴史を語っているとも言えます。

 

週末には、学生たちと一緒にペンキ塗りも行います。

先人たちの積み上げてきた歴史や良き伝統に敬意を払いつつ、研究室の新たなスタートを、みんなで祝いたいと思います。

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研究2017

4月1日、ついにコンクリート研究室の前川先生が着任されました。

年末頃に、この話を聞いた時は、本当にビックリしました。

前川先生とは、まだ懇親の場でしかお話しできていませんが、

それでも一つ一つの話題の端々に感じる、深みや引き出しの多さに、

感動したり、すごさを実感してきています。

 

最初に前川先生をすごい人だとはっきり認識したのは、オランダ留学中でした。

修士の講義を聴講しているときに、唯一、日本人で名前が講義で出てきたのが前川先生でした。

博士課程の研究では、前川先生のモデルを活用させていただき、議論もさせていただきました。

世界トップレベルの研究者がこれだけ身近にいるというのは、

学生はもちろん私にとっても、またとないチャンスです。

研究や研究室生活を通して、いろいろなことを学び、吸収していきたいと思います。

 

今年度の研究は、4月3日(月)の企業との打ち合わせからスタートしました。

おそらく、誰よりも早く研究ディスカッションをスタートさせました(笑)。

昨年の成果を受けて、今年度から本格的に共同研究がスタートします。

今年度から始まる床版委員会(鋼構造委員会)では幹事を務めることにもなったので、

もっと外と連携を深め、私の一つの軸となるテーマに育てていければと思います。

 

今後は、指導する学生の数も増えてくることが予想されます。

今年度は、いろいろと新しい研究領域を開拓すべくチャレンジしていこうと思っています。

 

委員会の関係もあるので、温度応力とひび割れに関する研究をぜひ始めていきたいなと思っています。

 

また、前川先生もいるので、前川先生の領域にオーバーラップするような研究テーマもあえて設定することで、いろいろとコラボレーションしていきたいとも思っています。

 

他の研究分野とのコラボ研究も始まりそうです。

今日は構造研、交通研、コンクリート研の教員(私)と某企業との間で打ち合わせがありました。

私が指導する学生が何かをすることはなさそうですが、

分野横断型の研究を一緒に進める過程で、いろいろと学べればと思っています。

 

本日の新四年生の歓迎会、週末の部屋移動ののち、

少しずつ、本年度の研究室活動が再開していくことと思います。

教育2017

今日は、いろいろと教育のことを考えていた一日でした。幸せです。

 

・新設される講義についての議論

新学期に新しく開講される学部一年生向けの講義に関して、

助教の先生方(異なる研究分野)と一緒に内容を考え始めました。

一人で考えていたときよりも、どんどんアイデアが出て、楽しくなってきました。

合計30分たらずの時間でしたが、かなりいい感じです。方向性が見えてきた気がします。

 

・留学促進のための学内イベント(インターナショナルウィーク)についての議論

大学を挙げてのお祭り留学ウィークがだいぶ形になってきました。

これから数週間のうちに、大学全体をジャックします!好ご期待!

大学職員の方たちのご努力で、留学ポータルサイトもできました。稚拙な文章ですが、一言述べさせていただきました。

横国から、世界を目指す。 - 横浜国立大学・国際教育センター

 

・過年度生との面談

昨年度、途中で研究室からドロップアウトしてしまった学生さんと面談し、

今年度再スタートすることになりました。

教育のやり方は、決して間違っていなかったかなと思いました。

本人が頑張る限り、全力でサポートしていこうと思います。

 

・土木学会でのパネリストとしての登壇

6月1日開催予定の土木学会会長特別TF「現場イノベーションプロジェクト」シンポジウムで、

パネリストとして登壇することになりました。初めての経験です。

「教育」の立場でものづくりの魅力や留学生教育などを話してほしいということでした。

Youtubeでの中継も予定されているようです。

業界の将来を語る会です。大役ですが、頑張りたいと思います。

2016年度終了 2017年度始動

昨日実施された教員宅でのホームパーティーで研究室の全イベントが終了しました。

今年は、急きょ我が家から細田先生の家に場所を変えて実施していただきました。

留学生が3名参加しました。我が家からは妻も参加しました。

和気あいあいとした楽しい和やかな雰囲気のホームパーティーでした。

年度末のこのアットホームな雰囲気の行事が、私は本当に大好きです。

 

 

3月後半で特出して書いておいたほうがいいかなと思うことは2つ。

一つは、久しぶりにJR東日本の勉強会で発表させていただいたこと。

 

数年前に、博士課程での研究を発表させてもらったことがありましたが、その時以来の発表でした。

学に東大の先生方、産にJR東のトップエンジニアが一堂に介する場での発表は

1年間のどの研究発表や講演よりも緊張しました。

私一人が東大と関係のない教員でしたが、ああいう場を与えていただけるのは本当に幸せなことです。

 

100点の出来栄えとはいきませんでしたが、あのような厳しい場を繰り返していくことで、また成長できるのかなとは思います。

次年度も、また戻ってこれるように、学生たちと一緒に頑張っていこうと思います。

 

二つ目は論文投稿に関して。年度末に差し掛かってくると、論文の執筆が増えてきます。

日本語での論文は、以前よりは多少良くなってきた?かなと思いますが、

英語での執筆はまだまだ課題が多い。英語も日本語と同様に、やはり数をこなして訓練しないといけない。

次年度は意識して、英語での執筆を訓練も兼ねて書いていきたいなと思います。

 

本日から、いよいよ2017年度始動です。教員の体制も変わり、激変の1年になりそうです。

2016年度に得た自信をうまく活用して、さらに積極的に転じていけるように頑張りたいと思います。

維持管理の哲学・ビジョンを語る会

先週のことになってしまいましたが、初めてシンポジウムを運営させてもらいました。

タイトルが維持管理の哲学・ビジョンを語る会です。

もともとは、修士1年生の講義(維持管理計画学)のスピンオフ企画として実施が検討されました。

維持管理の現状を踏まえ、学生(若手)と講師の方たちを中心に、維持管理の在り方を議論しようというのが会の趣旨でした。

 

会の発案自体は私からではないのですが、良い機会ということで、計画から当日運営までを任せていただきました。

講師の方々は、私が学生時代からお世話になっている人ばかりなので、基本的には好き勝手にやらせていただきました。

 

若手が主体であるべきということから、学生が主体的に運営に携わるスタイルを取りました。(私があまり前面に出ることを控えた)

また、キーワードが維持管理ということだったので、実際に現場で維持管理に係られている実務者(社会人)にも多く声をかけました。

幅広く、話を聞けたほうが、学生にとって良いかなと思ったからです。

当然、会の趣旨は伝えた上で、です。

 

当日は、70名程度の参加者が集まりました。春休み期間ということで学生が集まるか、ドキドキでしたが、宣伝の効果?もあって、約1/3が学生でした。

 

語る会、学内懇親会、学外の懇親会まで、参加者は楽しく過ごされていたようなので

運営に携わった人間の一人として、やってよかったな思いました。

 

何かを企画して、成功に導くには、高いマネジメント能力が求められます。

私は、どうもいろいろと、物事を短絡的に判断して、すぐに実行に移してしまう傾向にあるようです。

言い換えれば、周囲のことを十分配慮しきれていないことがあるようです。

ふりかえってみると、今に始まったことではなく、いろいろと思い当たります。

私の長所にも短所にもなる特徴です。

 

 

いろいろと勉強になる機会が与えられていると思って、成長の糧にしたいと思います。

卒論・修論審査会終了(教員生活4年目突入)

2月14日に修論審査会、2月28日に卒論審査会が終わりました。

昨日は、終電まで学生たちと騒いで、さすがに今朝はちょっと辛いです。。。(苦笑)

学生への指導を通して、自分自身いろいろと勉強になった、実り多い1年でした。

 

今年は学部4年生を2名、修士2年を1名担当しました。

残念ながら、学部4年生の1名は途中で大学にこれなくなってしまいましたが、残る2名は無事合格となりました。

 

これまでの学生さんに対して、自分自身があまり納得できる指導ができたという自負がありませんでした。

理由はいろいろとあろうかと思いますが、一つには私自身の未熟さがあります。

正直、自分自身の中でいろいろと葛藤がありました。

 

今年は、いろいろな人と連携して、頼るところは頼って、でも実行して、結果を出すというプロセスを経験することができました。

そういう研究教育環境を整えるよう、私自身が積極的に行動したこと、

そして指導学生が私のそのような姿勢を見て、信頼してくれて、能動的に行動してくれたこと。

その2つが、今年はうまくかみ合ったから今に至っているのかなと思っています。

言い方を変えれば、教員と学生がフェアに良い関係を築けたことが良かったのかなと思います。

 

昨日の審査会の慰労会のスピーチで、研究室の学生たちに何を言おうかと、あれこれ自己分析してみました。

そして、今の自分は無数の「失敗」と「自分自身こうありたいという思い」から出来上がっていることに気づきました。

決して、自分はスマートな人間ではありません。ガンガン壁にぶつかりながら前進している人間です。

学生時代から上記の2つの大切さはよく聞いていたことですが、今はよく理解できますし、進む速度は遅いですが、間違っていなかったのかなと思えます。

 

当然、良いことばかりではなく反省点も多くあります。研究室の中も外も環境は毎年、劇的に変わっていきます。

どのような状況においても、最善の研究教育環境を整えることが大学教員には求められていると思います。

4月から大変革が起こる予定なので、新たなチャレンジの始まりです。

 

最後、形(論文)にするところまでやり切りたい。このプロセスから学ぶことも多いというのを私も経験しています。

研究成果を学生たちと一緒に格闘しながら、仕上げていこうと思います。