Take it easy 第四章 ~研究・教育人生:序論~

憧れだった大学教員として歩み始めました。研究者・教育者として、己の在り方を日々模索しながら、向上心をもって過ごそうと思います。

2015-01-01から1年間の記事一覧

2015年を振り返って

明日でいよいよ2015年も終わりです。 どんな一年だったかを振り返りたいと思います。 1月~3月は、M2の学生さん、B4の学生さんと一生懸命研究議論をかさねた期間でした。 M2の学生さんは体調がすぐれなかったこと、私自身の指導力不足などで、 残念な…

組織の運営

組織を正しい方向に円滑に誘導するというのは簡単ではありません。 人はそれぞれ違う。伝えたつもりでも、十分伝わっていなかったり。 顔が見えないだけで、人は懐疑的になったりもします。 私も場所は違えど、学内外のいくつかの場で、組織運営をする(リー…

手引きの作成

中国出張から帰った翌日(昨日)は、日帰りで釜石に行ってきました。 東北で建設が進むコンクリート構造物の品質確保の手引きの議論がされるとあって、 是が非でも参加したいと思い、帰国日を1日早め、強行スケジュールで行ってきました。 手引きというのは…

中国出張

最終日、北京市内の大学のホテルから記事を更新しています。 先週の金曜日から5泊6日で中国3都市を回っています。 天津、大連、北京の各大学協定校で、講演やセミナーをすることで 交流を深めることが目的でした。 土木の先生も一緒で、非常にいろいろな経験…

初体験

昨日、2年後に東京で開催される、国際ワークショップの実行委員会の会合がありました。 この委員会では広報部会に属して、大会HPの作成やフライヤーの作成に取り組んでいます。 技術的な内容はできませんが、それでもこれまであま面識のない方といろいろ情報…

まっとうに取り組む

私主導で、1月にいろいろと(現場)見学会が立ち上がってきました。 今後、私がどのような研究者になるかわかりませんが、 どのような形にせよ、工学である以上、 やはり現場を意識した研究者になりたいなと思います。 自ら足を運んで、人や物と相対し、感じ…

悔しい思い

共同研究先との打ち合わせで、論文を書こうという話になり、 人数の関係から、連名者の枠から私自身は漏れることになりました。 貢献度から言えば当然の結果なのですが、悔しくなくはありませんでした。 冷静になった今、今度はだんだんと自己嫌悪になってき…

教師(人間)の特性

昨晩は義弟君が第一志望の大学に合格したという吉報をもらいました。 その後、妻と夕飯を食べながら、日本の英語教育について議論しました。 (注:いたって日常的な我が家の団欒風景です) <エピソード1> 妻「なぜ、日本の英語教育は現在進行形と現在分…

維持管理計画学②

昨日は、JR東の松田さんの講義でした。 松田さんも、公私にわたって大変お世話になっている方です。 先週に続き、楽しみな講義でした。 小学生みたいな表現になってしまうのですが、やっぱり松田さんすごいなと思いました。 うまく表現できないのですが、…

より成長するために

昨日は土木学会で委員会のWGに出席しました。 議論の方向性がいい悪いは別にして、少人数でじっくり議論することができました。 委員会の場などでもそれなりの質問や議論が自分発信でもできるようになってきたなと思うようになり、 少しは成長してきたかな…

成長度

今日から毎週火曜日の2限にある維持管理計画学の講義において 維持管理に最前線でかかわられている実務者の方の発表があります。 毎年非常に楽しみで、今年は全4回とも出席できそうでよかったです。 本日の1回目の講師がJR東の小林薫さんでした。 妻とも一…

昔の教え子たちをみて

3年ぶりぐらいに、昔の教え子たちに会いました。大学時代に、バイトで地元密着型の塾の先生をしていた当時の子たちです。 子たちといいながら、実際は6つほどしか離れていないので、実際は今の大学院生よりも年上です。 バイトをしていたのが10年ほど前なの…

まじめにコツコツと

今日は午前中に学生と研究の打ち合わせでした。馬力の有る学生さんなので彼の良さは尊重して、足りないところを補ってあげるようなアドバイスをしました。後期に入りコンスタントに打ち合わせが持てているので楽しいです。 その他にも、直接研究指導はしてい…

シンポジウム(言葉の大切さ)

350委員会の中間ワークショップが先週土曜日に開催されました。 私もSWGの議論の内容、東北地整の試行工事で活用される「コンクリート構造物品質確保の手引き」の一部について報告をさせていただきました。 よく考えると、委員会報告(SWGですが)を壇上…

一つ上の立場

後期に入り、研究の議論もだいぶ活性化してきて 楽しくなってきました。 学生、教員、大学外・・・。 研究以外でも社会活動をいくつか任されるようになり 非常によい経験になっています。 ある程度厳しい環境に身を置くことは成長のためには重要ですね。 チ…

納車

いろいろと、今後のライフプランを考えると必要かなと思い、今回思い切って車を購入しました。 私というよりは、妻が主に使うことになろうかと思います。 安全運転に努めて、より充実した生活をおくりたいと思います。

土木BBQ(風ピザ会)+ホームカミングデー+学園祭

土曜日は、土木BBQ(風ピザ会)が行われました。 大学のホームカミングデー、学園祭も重なっていたこともあって、OBも顔を出しおり、 いい傾向だなぁと思いました。ただまあ、せっかくならもっと顔を出してもらえるようなイベントになるといいなと思う…

休日に仕事

今年度から妻の仕事が土曜日もあるため、私もなんだかんだで 土曜日大学に出勤して仕事をすることが多くなった。 家で仕事をするのはあまり得意ではないので。 今日は、土木教室のBBQ(風ピザ会)もあったり、 私自身が発表をすることになっているので、 …

ISL半月経過

昨日昼休み、ISLの月例反省会が学生さんたち主導で開かれました。私も少しだけお邪魔しました。 活動を始めて半年。活動に興味を持ってくれた理工系の学生さんが新スタッフとして登録してくれ始めており嬉しい限りです。 また、留学生も毎日コンスタント…

ディスカッション

今日は、多くの時間を議論に費やせたので有意義な一日でした。 ゼミもそうですが、それ以外にも学生たち(日本人、留学生)と4件ほど、議論しました。 頼ってくれるのはやっぱりうれしいですね。ブラブラ効果でしょうか。指導教員に議論に行く前の前座など…

キング・オブ・コンクリートのその後

昨日の夕方は、JCI2015(千葉)大会の反省会に出ました。 いろいろな方とお話して、やはりキングオブコンクリートの インパクトは大きかったのだなと実感。 そして次回開催への、ものすごいプッシュがありました。 大会は非常に盛り上がったし、学生さん…

実行

研究室学生さんと、最近意識的に話すようにしている。 私の役割をしっかり果たすためです。 出張の移動中というのは、同行者がいれば比較的長い時間いる。実は、こういう時間って最近すごく大切だなと思う。 東北出張が先週(21日~23日)とあったが、学生と…

第4回世界の土木構造物が良くなるために考動する会(勉強会)

今日は、私が主催している勉強会(第四回目)でした。 私ぐらいの年齢の人たちは、なかなかまだ多分やの人と交流が少なくて、 歯痒い思いをしている人も結構います。でもこれからの時代、やっぱり人と交流して みんなで土木構造物が良くなるよう(新設、既設…

理工系留学生支援組織の設立

ブログでも遅ればせながら、ご報告します。 大学HPでも紹介されていますが、10月16日(金)に主として理工系留学生支援を目的とした組織(通称ISL)が設立しました。場所は、ローソン内のパン屋跡地です。私がこの団体の言い出しっぺで、顧問を務めさせ…

服部報公会工学研究奨励援助金

この3連休は、充実しています。 初日が大学でお仕事+夕方が研究室OBOGと懇親会、 2日目が妻と友人宅にお呼ばれしてパーティー 3日目が自宅で科研の申請書の作成に当てています。 先週の金曜日は、SIPの総会があったのですが、服部報公会の工学研究奨励援…

後期に向けて

前期が今日で終わります。 前期を振り返ってみると、外部の人たちといろいろと連携させていただき、 自身の幅を非常に広げてもらったように感じます。 後期も、もちろん自身の幅を広げる努力は続けますが、 やっぱり後期はしっかりと腰を据えて研究に打ち込…

横浜市研修会1日目終了

2日間予定されている講義の内、1日目が無事終わりました。 定員35名で募集がその2倍近くあったんだとか。それくらい注目されている分野なんですね。今回は、各所属から選ばれた方たちが来ているということで、最初から気合全開でした。 2コマ連続での…

横浜市の研修会の準備

締め切りが迫っている横浜市職員に向けた研修会の準備が佳境を迎えている。 学生以外の人の前で、講師として登壇するのは初体験。2日間で計4時間。 講義の時間としても最長記録。 個々人の現状のレベルもいろいろ。このような難しい状況で、すべての人が満足…

9月の過ごし方

昨日、無事に私自身初のシンポジウム司会&委員会報告の大役?が終わりました。 お褒めの言葉も一部いただきましたが、自身ではあまり納得はできませんでした。 これまで、素晴らしいと感じるシンポジウムをたくさん見てきました。 発表内容自体を高めたり、…

8月の後半戦

なかなかに濃い八月後半でした。毎日があっという間に過ぎていく。 ・国際会議(カナダ、ウィスラー) 今回は妻にみっちり指導され、だいぶ英語プレゼンレベルが上達した状態で臨むことができました。 普段なかなか話ができない日本人の方や、海外の方とお話…