Take it easy 第四章 ~研究・教育人生:序論~

憧れだった大学教員として歩み始めました。研究者・教育者として、己の在り方を日々模索しながら、向上心をもって過ごそうと思います。

卒論発表終了

さきほど、卒論発表会が終わりました。

 

今年は、2名の学生さんを実質指導し、1名の学生さんの実験計画を支援する(主たる指導教員ではない)という、過去最多の人数を指導させてもらいました。

 

今年は「私の持てる力(以上)で指導に当たる」という意気込みで、学生の指導にあたりました。

背景には、「今年度が私にとって横浜国大での教員活動の最後の年」という背景があります。

(知っている方も多いかと思いますが、一応、ブログでは初公開でしょうか)

 

従って、これまでにない、相当な負荷が指導学生にはかかっていたと思います。

 

私の過度な要求にも音を上げず、最後の最後まで、体力の限界まで、発表のブラシュアップを続けてくれたことに、唯々感謝です。

いろいろな経験を通して、学ぶことがあったからこそ、最後まで、指導学生たちは私を信じてついてきてくれたのだと、勝手に信じています。

一方で、情報が多すぎて、学生が消化不良になってしまったり、作業をこなしているという感覚になってしまってはいなかったかという自責の念もあります。

(そういうご指摘も他の先生からありました)

 

「まだまだ、私には研究を遂行する力も、学生を教育する力も足りていない」

 

それを再認識することができました。でも、悲観しているわけではありません。

凡人なので、伸びしろしかないと思っています。これまでと同じように、ゆっくりとでも成長していきたいと思います。

 

1か月後、私は民間の研究所に転職をします。

新たな研究のスキルを身に着け、小松の研究だと自信を持って言える研究を確立したいなと思っています。

 

幸いなことに卒論生の研究から成果も出てきているので、

残りの1か月は研究成果をまとめる道筋をしっかりつけてから、

横浜国大を去りたいと思います。

 

これから、研究室の打ち上げ、週末は自宅に学生たち(30名弱)を招いてのホームパーティーです。

まずは、彼らの労をねぎらってあげようと思います。