Take it easy 第四章 ~研究・教育人生:序論~

憧れだった大学教員として歩み始めました。研究者・教育者として、己の在り方を日々模索しながら、向上心をもって過ごそうと思います。

2014年を振り返って

今年は少し早いですが、昨日で勤務が終わりました。

今日は毎年12月23日に開催される、親族クリスマス会。

祖父母から数えて総勢40名弱(連れ、ひ孫まで含む)の大親族会。今年から有香も参戦です。

そして明日から、1週間ハネムーンに行ってきます。

年始はお互いの実家に行き、金沢へ小旅行をします。

休みですが、休んでいない。我々らしい休暇だなと妻と笑っています。

英気を養いながら、年末年始は論文執筆にも従事して

2015年を良い形で迎えたいと思います。

 

 

昨年12月に学位を取得し、1月~2月はポスドクとして研究に従事しました。

これまでの研究とは違うテーマでトンネルの建設現場に出させてもらいました。

その現場にはたまたま大学の先輩がいました。

現場で品質の良いコンクリート構造物を造るにはどうしたらよいかと常に思考している人でした。

のべ1ヶ月くらいの現場事務所での滞在期間中、いろいろなこと(知識だけじゃなく人間関係の構築の大切さ)を教えてもらい、また感じました。

これからもお付き合いが続きそうなので、もっと吸収したいと思います。

 

3月から大学の教員になりました。4月で横国に入学してちょうど10年目でした。

当時私がこのように壇上に立つことなど全く想像もしていませんでした。

4月の新入生へのスピーチでは、私も1年生であること、教員として君ら(1年生)の先輩として、共に成長していこうと、そのときの誠実な気持ちを話しました。

前期はとにかく日々を回すことに精一杯だったように感じます。

これまでと違い、学外での活動も急激に増え、なれない学内での仕事にも悪戦苦闘。

研究だけに没頭できた博士課程という期間の貴重さを実感しました。

細田先生がいないことを逆手に取って、いろいろなことに挑戦させてもらえたのは非常によい経験でした。

 

後期に入り、細田先生が帰国されてからは徐々に研究のペースが戻ってきました。

やはり意識はしっかりと高く持っていないと、日々目の前のことをこなすことに追われ

本当に大事なことを見失うなと思いました。

また心と体が健康であることが何よりも大切であるということを

当たり前のことですが再確認しました。

 

 

プライベートではプロポーズから結婚、就職、引越し、新婚旅行と続きました。

母親からは「ふつう人が5,6年かけてやることはあなたは半年で全部やるのね」

と笑われました。たしかにそんな激動の1年でした。

結婚は私にいろいろなことを教えてくれました。

特に実感したのは、家族の大切さ、人を思いやることの大切さでしょうか。

 

 

徐々にですが、仕事にも慣れ、研究と教育、学外と学内のバランスがとれ始めてきたかなと思い始めたところで1年が終わろうとしています。

 

来年は自分の長所をもっと全面に出すように、積極的に物事に取り組む

そんな1年にしたいなと思います。