怒涛の4月後半戦~GW
4月20日~5月1日まで、中1日東京で仕事があり戻りましたが、
東北および熊本と、続きで出張をしてきました。過去最長の出張でした。
まだ疲れが残っていますが、また明日から熊本調査に行きます。
東北(北は久慈、南は福島まで)では、コンクリート構造物の品質確保の一連の取組みで造られた構造物の調査を主に、複数回の講演もさせていただきました。
様々な立場の方(発注者、施工者、PPP他)の前で講演するのは
今回が初で非常に緊張しました。ぜんぜん納得いく出来栄えではありませんでしたが、いい経験をさせてもらいました。
計測はトラブルも多々ありましたが、研究室に入ったばかりの4年生が大活躍をしてくれたおかげで、無事すべての行程をこなすことができました。
いろいろとまとめる作業が残っているので、早目に仕上げたいと思います。
東北出張の続きで、熊本地震で被害を受けた橋梁の調査に行きました。
よくよく考えると、ちょうど5年前のGWは東北の震災調査でした。
余震も続く被災地での調査は緊張しました。
改めて土木の大切さを痛感するとともに、今回の地震特有の問題(地すべり、2回の直下型地震等)への対策も必要だなと思いました。
普段あまりかかわることがない、橋梁の専門家の方たちと一緒で、
現場で物を見ながらの議論は非常に勉強になりました。
東北と熊本が一日も早く復興することを祈るとともに、
こうした貴重な経験を生かして、人々が安心したよりよい生活を送れるように、
土木技術者(研究者)として1つでも2つでも貢献できればと思います。