Take it easy 第四章 ~研究・教育人生:序論~

憧れだった大学教員として歩み始めました。研究者・教育者として、己の在り方を日々模索しながら、向上心をもって過ごそうと思います。

2016-01-01から1年間の記事一覧

3年目指導 ~今年1年のテーマ~

東北(仙台)に来ています。 今日は、コンクリート構造物の品質確保のの手引き(案)(トンネル覆工コンクリート)作成の会議に参加させてもらいました。 いろいろと見聞きしているはずなのに、結局ほとんど議論できませんでした。 原因は、主として勉強不足…

2年目を振り返って

今日3月1日で、教員生活3年目に突入しました。5年任期の2年が終わりました。年度はまだ1か月ありますが、昨年同様ミッションステートメントを振り返りたいと思います。 ・指導学生を意識して計画的に真摯に指導・教育する。到達目標は、研究成果を論文として…

一期一会

一昨日、ISLの活動を通して知り合った、化学系の学生さんの博士号取得のお祝いをしました。 私が指導教員にしてもらったように、彼と夕食を取りながら、いろいろなことを語り合いました。 彼曰く、私は聞き上手らしいです。初めて言われましたが、そうなのか…

査読

今年から、初めて学会論文の査読をすることになった。 気づけば今週が締め切り。今週末は、丁寧に査読対象の論文を読んだ。 ただ単に、論文を読むのと違い非常に勉強になる。 当然ながら、筆者には最大限の敬意を払うべきで、まっとうな指摘(筆者のためにな…

手段の目的化

昨日は、修論審査会でした。 朝9時から夕方5時まで、若干の休憩があるだけで、ほぼぶっ通しでした。 教員も大変ですが、学生はもっと大変な2年間を過ごしてきました。 誠意をもって聞き、審査するよう努めたつもりです。 指導をしているM1の学生さんを…

段取り

先週、今週と学内で大きなイベントがあり、学生たちと一緒に当日の段取りに当たりました。 多少のトラブルはありましたが、とりあえず無事終わってくれたのでホッとしています。 なかなか完璧な段取りは難しいですね。ゼネコンの方はすごいと思いました。 昨…

本質を見据えた議論

とある事情から、今日初めて?土木関係以外のことで、某学内会議に出ました。 話を聞くにつれて、自分が思っていたのとはだいぶ様子が随分異なり、 さらにはあまりにも本質的な議論がなされていないので、 段々と心底から湧き上がってくる感情を抑えることが…

朝定食

最近、大学の(工学部)食堂で始まった朝定食。 惣菜を一品選び、メインとご飯とみそ汁のセットでなんと200円! お財布に優しく、健康的で、一日が充実する!という素晴らしい取り組みです。 私は、こうした学内にいろいろある「チャンス」を留学生にも広…

後輩たちへのメッセージ

明日がJCI(コンクリート工学会)の論文提出締切日。 毎年のことながら、この時期は追い込まれ大変です。 追い込みで指導させてもらっている学生さんと2人3脚で検討を続けています。 指導していると、自分の若いころ(修士課程ぐらい)によく似ているなぁと…