Take it easy 第四章 ~研究・教育人生:序論~

憧れだった大学教員として歩み始めました。研究者・教育者として、己の在り方を日々模索しながら、向上心をもって過ごそうと思います。

横浜国大土木教室 若手研究者懇親会

昨日、仕事納めとなりました。

留学生、日本人学生と年始に投稿する論文の内容について議論をして、仕事納めとなりました。

 

今年は、いろいろ刺激的な1年でした。

振り返りは、また後日ということで、今日は今年最後の懇親会となった

「(仮題)横浜国大土木教室若手研究者懇親会」について書こうと思います。

 

紆余曲折を経て、「横浜国大土木教室若手研究者懇親会」が開催されました。

現役の博士課程の学生+次年度以降に博士課程に進む予定の学生+研究職に興味のある学生という構成です。

専門分野は地盤、交通、コンクリートとバラバラです。

 

私は(教員としてではなく)横浜国大土木教室の博士号取得者の一人(先輩)として、参加させてもらいました。

教員ではないという位置づけなので私服です(苦笑)

私に対する呼び方も、「先生」ではなく「さん」にしてもらいました(苦笑)

 

話の内容は多岐にわたりました。夢を語り、悩みを語りました。

話を聞いていて、私がよいなと思ったのが、それぞれに個性があり、互いを尊敬しあっていることでした。

心の底から楽しい飲み会でした。(こんな飲み会は久しぶりです) 

 

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よく考えると、私が修士課程の時に似たような飲み会があったなと記憶しています。

若手教員(数名)+博士課程学生(1人)+研究職志望者(私含め数名)でした。

  

 

当時と比べると、研究職に進む学生というのが激増しました。

本学で博士課程に進学する学生、他大学で博士課程に進学する学生、企業の研究所に就職する学生を合わせると、毎年、誰かは研究者となっているのではないでしょうか。

 

 

私は決して、博士課程に進学する学生が増えてほしいと言っているわけではありません。

(博士課程に進むというのは棘の道です。言うほど優しくはありません)

 

 

私が嬉しいのは、母校に教員として残り、やりたかったこと

「自分が好きなこと、信じた道を周囲に惑わされず、思いっきりできる環境をつくる」

が周囲で少しずつ形になってきていることです。

そのことに私が少しでも貢献できているとすれば、そんなに嬉しいことはありません。

 

 

【この場で書けていませんでしたが、私が顧問をしている理工系留学生サポート団体(ISL)から、(土木ではない)理工系の学生で留学する学生が初めて排出されることになりました】

 

私にできることは、学生たち(後輩たち)に行動で示し続けることだと思っています。

そのために、私はつぶれるわけにはいかないし、積極的に歩み続ける必要があると考えています。