Take it easy 第四章 ~研究・教育人生:序論~

憧れだった大学教員として歩み始めました。研究者・教育者として、己の在り方を日々模索しながら、向上心をもって過ごそうと思います。

何もやらなくてよいことを明らかにする

研究の打ち合わせをしていて、

「何もやらなくてよいことを明らかにすることも価値がある」

という話になりました。

 

 

世の中、良くしていこうと思えば思うほど、「何かをやろうとする」傾向にあります。

でもそれって、正しいのでしょうか。

全体を見渡して、「何のためにやるのか」を今一度考え、

やるべきことを取捨選択する、ときには捨て去ることもジャッジとしては必要です。

良かれと思ってやっていることが、逆に、負の効果を生み出す可能性が大いにあります。

 

 

この「捨て去る」という行為は、言うのは簡単ですが、

実践するのは、すごく難しく、勇気のいることです。

人に納得してもらうだけの十分な証拠と論理を積み上げる必要があります。

 

 

日常生活でも、研究でも、このような目線が今の時代、特に必要だなと改めて思ったので、

備忘録として書き留めておきます。