What if ? もし〇〇ならどうなる?
研究室の先輩から「土木のwhat if?をやってみて、土木の魅力を伝えてみないか?」と誘われた。
What if ?つまり「もし〇〇ならどうなる?」という疑問を理詰めで考え解を導き出す。
amazonで早速本も購入して読み始めたがハマった。
ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか | ランドール・ マンロー, 吉田 三知世 | 本 | Amazon.co.jp
昔読んだ「空想科学読本」に似ている。テーマ設定が重要だが、うまく設定すれば、予想もしない面白い結果が出てくる。
内輪的に始めるらしい。いろいろと若手で話ができるのも楽しみ。
怒涛の4月後半戦~GW
4月20日~5月1日まで、中1日東京で仕事があり戻りましたが、
東北および熊本と、続きで出張をしてきました。過去最長の出張でした。
まだ疲れが残っていますが、また明日から熊本調査に行きます。
東北(北は久慈、南は福島まで)では、コンクリート構造物の品質確保の一連の取組みで造られた構造物の調査を主に、複数回の講演もさせていただきました。
様々な立場の方(発注者、施工者、PPP他)の前で講演するのは
今回が初で非常に緊張しました。ぜんぜん納得いく出来栄えではありませんでしたが、いい経験をさせてもらいました。
計測はトラブルも多々ありましたが、研究室に入ったばかりの4年生が大活躍をしてくれたおかげで、無事すべての行程をこなすことができました。
いろいろとまとめる作業が残っているので、早目に仕上げたいと思います。
東北出張の続きで、熊本地震で被害を受けた橋梁の調査に行きました。
よくよく考えると、ちょうど5年前のGWは東北の震災調査でした。
余震も続く被災地での調査は緊張しました。
改めて土木の大切さを痛感するとともに、今回の地震特有の問題(地すべり、2回の直下型地震等)への対策も必要だなと思いました。
普段あまりかかわることがない、橋梁の専門家の方たちと一緒で、
現場で物を見ながらの議論は非常に勉強になりました。
東北と熊本が一日も早く復興することを祈るとともに、
こうした貴重な経験を生かして、人々が安心したよりよい生活を送れるように、
土木技術者(研究者)として1つでも2つでも貢献できればと思います。
研究テーマ
昨日は、細田先生と今年度の研究テーマについて議論した。
私自身がやりたい、興味があるテーマを相談させていただいた。
昨年度から続けているテーマも、今一度考え直すよいきっかけとなった。
良さそうだと言ってもらえたものもあったし、研究としては物足りないものもあると言うことだった。今私がやるべきではないテーマもあった。
いろいろなことに興味を持つことは悪いことではないと思う。
それは私の性格でもあるから。
興味があることはしっかりと温めておいて、今は独立した研究者として歩むために、コアとなるようなテーマをしっかり掲げるように、意識したい。簡単ではないが、今チャレンジしないと今後ずっとできないと思う。
・そのテーマで博士号を取れるようなレベルのものがよい。
・刈り取るには10年くらいかかるようなチャレンジングなものがよい。
いただいたアドバイスを心に留め、細田先生始め、いろいろな人とのコミュニケーションが不可欠なのだと思う。
2015年度ホームパーティー
2年連続2回目の我が家でのホームーパーティーで
研究室の今年度のすべての行事が終わりました。
対象は研究室の全員+その家族なので、大人から子供までワイワイ楽しくできました。
昨日は、学位授与式・謝恩会・研究室打ち上げがありました。
涙して、恩師に感謝する学生もいるなど、印象的な場面もありました。
そのあとも学生は飲み会が続いたのでしょう。
二日酔いや寝坊した学生が多かったこと。
また平日ということもあり、M1が就活で忙しいことなどもあり
比較的こじんまりとしたホームパーティでした。
それでも、すごくインターナショナルで、楽しいホームパーティーになりました。
写真の様子から、きっと伝わってくるかと思います。
(メニュー:手巻き寿司、大根のシソと生ハム巻、ピザ、サラダ、やきとり、鯛とブリのこぶ締め、ブリヤニ、チーズ、ドライフルーツなどなど)
このパーティーが象徴しているような気もしますが、ここに写っているなかで、卒業・修了生は2人だけです。(本当は12人いる)
今年は、研究室としての一体感やパフォーマンスがあまり十分発揮されなかったように思います。例年よりスタンドプレーが目立ちました。
(個人レベルではすごい学生や頑張っている学生はたくさんいました)
だから何か物足りない。学生のせいだけではなく、教員側の要因も大きいように思います。
連絡・相談・報告が十分でなかったり、人としての基本(だと思う)あいさつやお礼も足りないと思いました。
私は、別にあまり気にしないですが(よっぽどだとさすがに言いますが)、社会に出ると困る場面は出てくるだろうなあと思います。
技術が進めば進むほど、いかに人としての基本を身に着けているかが、今後ますます問われてくると思います。
よく今年度のことを分析して、教員間で話をしていこうと思います。
私としては、次年度は学生の様子を見ながら、かつ私の教員としての立場も考えつつ、言うべき時は言うような姿勢で臨まないとなと思いました。
勘違いしてほしくないのであえて記載しますが、大好きな学生たちだからこそ、やっぱり、ちゃんと指導したいなと思います。
JR東 技術交流会
今年もこの時期が来ました。JR東の本社での技術交流会です。
JR東と東大コンクリート研の技術交流会ですが、
細田先生(東大コンクリート研卒)の恩恵で私も参加させていただいています。
自身があの場で発表したのが2年前になります。
昨年と同じ感想になってしまいますが、やっぱりこの場で発表したいという気持ちが募りました。
私は東大一門ではありませんが、純粋に自分の研究成果を聞いてもらいたいと思いました。
いろいろとお世話になった(なっている)人が東大、JR双方にいるので、成長した姿、頑張っている姿を見せたい。
特に同年代が頑張っている様子を見ると刺激的だし、やっぱり悔しい。
指導させてもらっているM1の学生の研究を次年度仕上げて、立候補できるように頑張りたい。
懇親会後は、研究室の学生と駅構内で反省会でした。
細田先生の真似ですが、学生としっかりコミュニケーションを取るのは大事ですね。
いろいろと次年度に向けてアイデアが出てきて楽しかった。
今年の交流会も、1年間の大きなしめくくりであり、かつ次年度に向けて、気持ちを高ぶらせる重要な一日となりました。