Take it easy 第四章 ~研究・教育人生:序論~

憧れだった大学教員として歩み始めました。研究者・教育者として、己の在り方を日々模索しながら、向上心をもって過ごそうと思います。

大学時代にしてほしいこと

とある学生から、

「どうしたよいかわからない。何ができるのか教えてほしい」という要望を受ける機会がありました。

 

私が彼にした回答を備忘録として書き留めておきたいと思います。

(話している相手が特定されないよう、少し文章を修正しました)

私の周囲では、なるべくいろいろな場面で、以下のようなシチュエーションを構築していきたいと思っています。

 

何ができるかと手段から入るのではなく、何をするのか(したいのか)、構成員と議論し、行動することに意味があると思います(頭でっかちでもダメで)。その積み重ねで、自然と組織全体が良くなっていくと思っています。

考えなしに言われたことに従う思考停止が一番良くない。そのような人は、将来コンピューターに仕事を奪われる。バイトと一緒と思います。横浜国大生くらい基礎能力がある人が、それは悲しいです。あえて目標を漠然と定めている意味はそこにあります。

極論をいうと、精一杯やった結果失敗してもよいと思っています。なぜなら、それは失敗ではなく成功だからです。当然ですが、やり抜かずに失敗したら、労力に対して得られるものは少なくなります。

とはいえ、学生だけだと視野が狭くなってしまうのはわかるので、目標を達成するための手段を提案し、準備するのは私のような教員の役目と思っています。