Take it easy 第四章 ~研究・教育人生:序論~

憧れだった大学教員として歩み始めました。研究者・教育者として、己の在り方を日々模索しながら、向上心をもって過ごそうと思います。

台湾見学会(3月7日~10日)

少し日が空いてしまったのですが、台湾見学会に学生たちと行ってきました。 前々から見たかった、八田與一の嘉南平原の灌漑事業をはじめ、集集地震の被害の様子の視察、火力発電所の見学、台湾新幹線の乗車など内容盛りだくさんでした。 今回の見学会は、学…

若手会見学会

今週の金曜日・土曜日とJCI関東支部の若手会21の現場見学会に参加してきました。 品木ダム、八ッ場ダム、月夜野大橋、碓氷第三橋梁などを見学しました。 夜は、懇親会しつつ、仕事の話や研究の話をしました。 土木・建築関係なく、同年代の人たち(民間、…

つながり

東北2日目。 一関~釜石で、コンクリートの品質確保の取り組みがされている現場を複数見学させてもらいました。 今回参加を決めた理由は以下の2つでした。 1.これまで見ていない現場、進捗状況を知らない現場が多いので、自分の目で見る 2.普段会えない…

3年目指導 ~今年1年のテーマ~

東北(仙台)に来ています。 今日は、コンクリート構造物の品質確保のの手引き(案)(トンネル覆工コンクリート)作成の会議に参加させてもらいました。 いろいろと見聞きしているはずなのに、結局ほとんど議論できませんでした。 原因は、主として勉強不足…

2年目を振り返って

今日3月1日で、教員生活3年目に突入しました。5年任期の2年が終わりました。年度はまだ1か月ありますが、昨年同様ミッションステートメントを振り返りたいと思います。 ・指導学生を意識して計画的に真摯に指導・教育する。到達目標は、研究成果を論文として…

一期一会

一昨日、ISLの活動を通して知り合った、化学系の学生さんの博士号取得のお祝いをしました。 私が指導教員にしてもらったように、彼と夕食を取りながら、いろいろなことを語り合いました。 彼曰く、私は聞き上手らしいです。初めて言われましたが、そうなのか…

査読

今年から、初めて学会論文の査読をすることになった。 気づけば今週が締め切り。今週末は、丁寧に査読対象の論文を読んだ。 ただ単に、論文を読むのと違い非常に勉強になる。 当然ながら、筆者には最大限の敬意を払うべきで、まっとうな指摘(筆者のためにな…

手段の目的化

昨日は、修論審査会でした。 朝9時から夕方5時まで、若干の休憩があるだけで、ほぼぶっ通しでした。 教員も大変ですが、学生はもっと大変な2年間を過ごしてきました。 誠意をもって聞き、審査するよう努めたつもりです。 指導をしているM1の学生さんを…

段取り

先週、今週と学内で大きなイベントがあり、学生たちと一緒に当日の段取りに当たりました。 多少のトラブルはありましたが、とりあえず無事終わってくれたのでホッとしています。 なかなか完璧な段取りは難しいですね。ゼネコンの方はすごいと思いました。 昨…

本質を見据えた議論

とある事情から、今日初めて?土木関係以外のことで、某学内会議に出ました。 話を聞くにつれて、自分が思っていたのとはだいぶ様子が随分異なり、 さらにはあまりにも本質的な議論がなされていないので、 段々と心底から湧き上がってくる感情を抑えることが…

朝定食

最近、大学の(工学部)食堂で始まった朝定食。 惣菜を一品選び、メインとご飯とみそ汁のセットでなんと200円! お財布に優しく、健康的で、一日が充実する!という素晴らしい取り組みです。 私は、こうした学内にいろいろある「チャンス」を留学生にも広…

後輩たちへのメッセージ

明日がJCI(コンクリート工学会)の論文提出締切日。 毎年のことながら、この時期は追い込まれ大変です。 追い込みで指導させてもらっている学生さんと2人3脚で検討を続けています。 指導していると、自分の若いころ(修士課程ぐらい)によく似ているなぁと…

2015年を振り返って

明日でいよいよ2015年も終わりです。 どんな一年だったかを振り返りたいと思います。 1月~3月は、M2の学生さん、B4の学生さんと一生懸命研究議論をかさねた期間でした。 M2の学生さんは体調がすぐれなかったこと、私自身の指導力不足などで、 残念な…

組織の運営

組織を正しい方向に円滑に誘導するというのは簡単ではありません。 人はそれぞれ違う。伝えたつもりでも、十分伝わっていなかったり。 顔が見えないだけで、人は懐疑的になったりもします。 私も場所は違えど、学内外のいくつかの場で、組織運営をする(リー…

手引きの作成

中国出張から帰った翌日(昨日)は、日帰りで釜石に行ってきました。 東北で建設が進むコンクリート構造物の品質確保の手引きの議論がされるとあって、 是が非でも参加したいと思い、帰国日を1日早め、強行スケジュールで行ってきました。 手引きというのは…

中国出張

最終日、北京市内の大学のホテルから記事を更新しています。 先週の金曜日から5泊6日で中国3都市を回っています。 天津、大連、北京の各大学協定校で、講演やセミナーをすることで 交流を深めることが目的でした。 土木の先生も一緒で、非常にいろいろな経験…

初体験

昨日、2年後に東京で開催される、国際ワークショップの実行委員会の会合がありました。 この委員会では広報部会に属して、大会HPの作成やフライヤーの作成に取り組んでいます。 技術的な内容はできませんが、それでもこれまであま面識のない方といろいろ情報…

まっとうに取り組む

私主導で、1月にいろいろと(現場)見学会が立ち上がってきました。 今後、私がどのような研究者になるかわかりませんが、 どのような形にせよ、工学である以上、 やはり現場を意識した研究者になりたいなと思います。 自ら足を運んで、人や物と相対し、感じ…

悔しい思い

共同研究先との打ち合わせで、論文を書こうという話になり、 人数の関係から、連名者の枠から私自身は漏れることになりました。 貢献度から言えば当然の結果なのですが、悔しくなくはありませんでした。 冷静になった今、今度はだんだんと自己嫌悪になってき…

教師(人間)の特性

昨晩は義弟君が第一志望の大学に合格したという吉報をもらいました。 その後、妻と夕飯を食べながら、日本の英語教育について議論しました。 (注:いたって日常的な我が家の団欒風景です) <エピソード1> 妻「なぜ、日本の英語教育は現在進行形と現在分…

維持管理計画学②

昨日は、JR東の松田さんの講義でした。 松田さんも、公私にわたって大変お世話になっている方です。 先週に続き、楽しみな講義でした。 小学生みたいな表現になってしまうのですが、やっぱり松田さんすごいなと思いました。 うまく表現できないのですが、…

より成長するために

昨日は土木学会で委員会のWGに出席しました。 議論の方向性がいい悪いは別にして、少人数でじっくり議論することができました。 委員会の場などでもそれなりの質問や議論が自分発信でもできるようになってきたなと思うようになり、 少しは成長してきたかな…

成長度

今日から毎週火曜日の2限にある維持管理計画学の講義において 維持管理に最前線でかかわられている実務者の方の発表があります。 毎年非常に楽しみで、今年は全4回とも出席できそうでよかったです。 本日の1回目の講師がJR東の小林薫さんでした。 妻とも一…

昔の教え子たちをみて

3年ぶりぐらいに、昔の教え子たちに会いました。大学時代に、バイトで地元密着型の塾の先生をしていた当時の子たちです。 子たちといいながら、実際は6つほどしか離れていないので、実際は今の大学院生よりも年上です。 バイトをしていたのが10年ほど前なの…

まじめにコツコツと

今日は午前中に学生と研究の打ち合わせでした。馬力の有る学生さんなので彼の良さは尊重して、足りないところを補ってあげるようなアドバイスをしました。後期に入りコンスタントに打ち合わせが持てているので楽しいです。 その他にも、直接研究指導はしてい…

シンポジウム(言葉の大切さ)

350委員会の中間ワークショップが先週土曜日に開催されました。 私もSWGの議論の内容、東北地整の試行工事で活用される「コンクリート構造物品質確保の手引き」の一部について報告をさせていただきました。 よく考えると、委員会報告(SWGですが)を壇上…

一つ上の立場

後期に入り、研究の議論もだいぶ活性化してきて 楽しくなってきました。 学生、教員、大学外・・・。 研究以外でも社会活動をいくつか任されるようになり 非常によい経験になっています。 ある程度厳しい環境に身を置くことは成長のためには重要ですね。 チ…

納車

いろいろと、今後のライフプランを考えると必要かなと思い、今回思い切って車を購入しました。 私というよりは、妻が主に使うことになろうかと思います。 安全運転に努めて、より充実した生活をおくりたいと思います。

土木BBQ(風ピザ会)+ホームカミングデー+学園祭

土曜日は、土木BBQ(風ピザ会)が行われました。 大学のホームカミングデー、学園祭も重なっていたこともあって、OBも顔を出しおり、 いい傾向だなぁと思いました。ただまあ、せっかくならもっと顔を出してもらえるようなイベントになるといいなと思う…

休日に仕事

今年度から妻の仕事が土曜日もあるため、私もなんだかんだで 土曜日大学に出勤して仕事をすることが多くなった。 家で仕事をするのはあまり得意ではないので。 今日は、土木教室のBBQ(風ピザ会)もあったり、 私自身が発表をすることになっているので、 …